化粧品が発達した歴史と役割
ここでは、「化粧品=メイク用品と基礎化粧品」が発達してきた歴史について簡単に触れたいと思います。
「美しく見せたい。強く見せたい。」様々な理由で様々な人種の人たちが顔にメイクをしてきました。メイク用品の主な目的は、見た目を良くするためであることは今も変わりないと思います。
一方で、基礎化粧品の目的は何だと思いますか??私は、「基礎化粧品は素肌を美しくするためにある。」と思っていたのですが、過去の歴史をひも解いいくと少し違うのかな?と思うようになりました。
メイクで荒れる肌を補うために発達してきた基礎化粧品
今の基礎化粧品は、高機能化粧品と呼ばれるものになりましたが、昔、水や石鹸で落ちる程度のメイクを楽しんでいた時代の基礎化粧品は、肌をほんの少し補助する程度のものだったようです。
保湿をメインとする油分と水分を混ぜたクリームや乳液と化粧水といった単純なものでした。
もっと古い時代をさかのぼると、より単純な椿オイルなどで人は肌を保湿をしていたんでしょうね。
ところが、メイク用品がどんどん発達し、肌に密着する落ちにくいメイクなどが発達していくと、水や石鹸では簡単に落ちないので、短時間で簡単に落ちる洗浄力の高いクレンジングが登場します。
洗浄力の高いクレンジングを使うと、メイクも簡単に落ちますが、肌を守っている皮脂や角質細胞間の細胞間脂質も洗い流されてしまい肌が乾燥します。
こうして、メイクやクレンジングでダメージを受けた肌を補うために基礎化粧品はどんどん発達していき、塗った瞬間にうるうるツヤツヤな感覚を与えてくれるようなものまで出てきました。
基礎化粧品が発達しだした始まりは、メイクとクレンジングでダメージを負った肌を補うことからだったとも言われています。
裏を返せば、メイクとクレンジングのダメージを軽減してやれば、基礎化粧品はそれほど必要ないことになります。
今の基礎化粧品は、上記の役割に加えて美白や毛穴ケアなどの機能も謡っていますが、肌ダメージを軽減してやるだけでシミは出来にくくなるし、毛穴も目立たなくなるので、最初にすべき事は、肌へのダメージを軽減してやることです。
私は、自分で肌にダメージを与えながら、毛穴が気になる。テカル。キメがない。ニキビができる。と悩みながら基礎化粧品をあれこれ試していました。
肌断食をするということは、メイクもしなければ、クレンジングもしません。肌のダメージを軽減し、肌が回復することで基礎化粧品も不要になっていきます。
メイクを辞める事は難しいにしても、石鹸で落ちる程度のメイク用品に変えるだけで肌は随分と綺麗になるんですよ(*^^)v
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