肌断食に失敗する理由・トラブル・成功後の美肌効果について

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肌断食に成功する秘訣と効果 by Maman

過度な保湿が乾燥肌を作る

「保湿をすればするほど、乾燥がひどくなっていく」と思ったことありませんか??徐々に保湿量が増えたり、保湿力の高いアイテムに切り替えないと耐えられなくなっていくような経験です。

この現象は、肌老化のせいにされがちですが、最近の研究では、表皮はダメージを与えなければそれほど老化しないとも言われていおり、「老化=ダメージの蓄積である」と言われています。

肌断食をきっかけに、私の肌は30歳を過ぎてからの方が若いころより潤い、ほとんど保湿をしなくてもよい肌になりました。

生まれて初めて潤う肌の感覚を味わっていますから、老化とともに毎日たっぷり保湿をしなければならないというのはちょっと違うと思っています。

年齢とともに肌の再生能力は衰えますから、多少は乾燥するようになっていくかもしれませんが、化粧品会社が示すような保湿量は多すぎると思うのです。

肌の保湿とバリアの構造

まずは、肌がどのように潤っているのか?を簡単に説明します。

肌の水分保持とバリア機能は、皮脂、角質細胞、天然保湿因子、細胞間脂質が担っています。これらが、水分を保持することで潤い、外的の侵入を防いでいます。
肌の構造

 どんな化粧品成分も肌が生成する保湿成分の足元にも及ばないと言われる最強の保湿物質が肌には存在しています。

バリアが機能している肌は、やわらかく、キメ細かく、色ムラもなく、程良くツヤがあり、美しいのが特徴です。

保湿が皮脂分泌を減少させる

お肌の最前線で、肌を乾燥、紫外線、外的から守っているのが皮脂になります。嫌われがちな皮脂ですが、ごく少量で大切な役割を担っています。

皮脂の分泌量を調整しているのは、肌表面にあるセンサーだと言われています。洗い過ぎれば、乾燥させまいと皮脂分泌量を増やし、保湿しすぎれば皮脂は不要だと皮脂の分泌を辞めてしまいます。

天然の皮脂をすっかり洗い流し、人工的に作られた保湿剤を使うというのが一般的なスキンケアの現状ですが、これによって肌の皮脂バランスを崩してしまっていませんか?

肌には優れた環境を築く力があります。皮脂は、肌を最前線で守り、常在菌のエサとなり、弱酸性の分泌物で外的から肌を守る大事な存在です。ほんの少しですが紫外線を防ぐ力も持っています。絶妙なバランスでこの環境は保たれています。

毎日、たっぷりと保湿を続けると、肌は皮脂を分泌しなくなります。肌断食直後に肌がひどく乾燥し荒れる原因の1つは皮脂分泌機能の低下です。逆に洗いすぎていれば、皮脂が過剰分泌されるか、乾燥しすぎるかのどちらかです。

保湿が細胞間脂質を傷める?

細胞間脂質は角質細胞をつなぎ止め、角質細胞間を埋める最強の保湿成分です。肌の水分のほとんどは細胞間脂質で保持されます。
細胞間脂質

細胞間脂質は、油性の成分ですから、油は油に溶けるということで、油性の保湿剤を塗り過ぎると細胞間脂質が溶け出てしまうも言われています。

上記の話は、角質層のごく表面の話だろうと想像しているのですが、角質層はサランラップ1枚程度の厚みしかなく、最前線で肌を守っているのは10層ほどの角質層の中でも2~3層程度とも言われていますから、ほんの表面の話が想像するよりも大きな影響なのかもしれません。

溶けだした細胞間脂質の代わりに、細胞間脂質の足元にも及ばない保湿成分で隙間を埋めるなんてナンセンスですよね。

まとめ

何事もやり過ぎると良いことはありません。

過去の私は、乳液500円玉分とか乳液3プッシュと説明書に書かれている量が多すぎると思ったことはありませんでした。

よく考えてみると肌を覆う皮脂はほんのわずかですから、あっという間に過剰保湿になりうります。良かれと思ったスキンケアが自らの肌の保湿力を低下させていた訳です。それが肌断食で解消され、潤う肌に戻りました。

若いころは、肌の再生能力も高いので肌を傷めつけても頑張って再生してくれますが、年齢を重ね、再生が追い付かなくなると一気に老化現象として表れてきます。

これが、20代後半~30代頃になると乾燥・敏感・急激な肌老化を訴える人が多い原因とも言われています。

では、なぜ化粧品会社はあれだけの量を進めるのか??私なりに考えてみたのですが、毎日クレンジングなどで肌の保湿成分を傷めても潤いを感じる保湿量があれだけの量なのかな?と想像しています。

肌に良い量というよりは化粧品の効果を感じれる量かなと勝手な想像をしています。

>>>合成界面活性剤は悪??

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プロフィール

小学校高学年に出始めたニキビから始まり、30代になるまでゴワツキ、毛穴、テカリ、キメなし、敏感、乾燥などあらゆる肌荒れに悩まされてコスメジプシーをしてきました。

肌断食を始めたことで自分史上最高の肌を手に入れましたが、「肌断食は簡単ではない!」と思ったことから、肌断食で素肌を美しくしたい人の参考になればと思いこのサイトを立ち上げました。

詳しいプロフィール>>>About me

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Mamanの30代からのスタイルアップ
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